学校歯科医研修会 山口
2017.09.19
9月16日(土)台風近づく中、15時より山口県歯科医師会館で行われました学校歯科医基礎研修会に参加してきました。
学校歯科保健は3年ごとに改定されており、学校での歯科検診の記入様式やスクリーニングの仕方などが見直されています。
僕は宇部市の歯科医師会会員として厚東中学校の校医を担当しています。
今回は新しいスクリーニングの概念を研修することができましたので、来年度からの学校歯科検診に役立てていきたいと思います。
学校での歯科検診時に生徒本人・保護者の方で予め歯科に関する気になること(歯の痛みはもちろんのこと顎関節・咬み合わせ・生え替わり等)がございましたら学校から配布される事前アンケートに記入の上、検診を受けられることをお勧めします。
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院内研修しました。
2017.09.14
今日(9月14日)は午前の診療を一時間早く切り上げ、オーラルスキャナー(光学印象)のデモを業者さんのストローマンジャパンさんに来てもらい院内研修を行いました。
現在、技工物である歯を作るために印象材を使って歯型を採らなければなりませんが、オーラルスキャナー(小型のペン型カメラ)で口腔内を撮影(光学印象)することで従来の印象(歯型)を採らなくても済みます。
嘔吐反射が強い人や高齢者の誤嚥防止にはとても有意義です。また印象材で歯型を採る際の寸法変化・石膏模型の硬化膨張で起こる寸法変化がなく正確な印象がカメラで撮影することにより得られることが最大のメリットだと感じました。誤差がほぼなくなるのではないでしょうか。
そして、印象材や石膏などの医療廃棄物も出さないので環境にも優しいと思います。
また、おおよそ50秒あればお口の中片顎の撮影ができるので 従来のシリコン印象材が硬化するまでの3分と比べると患者さんの身体的負担は大幅に軽減すると思います。
唯一の欠点は日本においては保険適用外ということで自費治療にしか使用できません。
歯科医療のデジタル化は急速に進んでいます。当院も院内のデジタル化をますます進めていきより安全で正確な治療で患者さんに安心して治療を受けてもらうよう努力してまいります。
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拡大鏡(ルーペ)
2017.09.07
日々の診療に拡大鏡(ルーペ)を使用しています。
使用している拡大鏡(ルーペ)はスウェーデンのメリデント社製で、倍率は2.5倍あるのですが世界最軽量で光学・人間工学知見に基づいており一日中かけていても疲れが少なく歯科医師になって2年目から使い出しかれこれ17年間愛用しています。
とても思い入れある拡大鏡(ルーペ)で、新川崎歯科医院勤務医時代に横井和弘院長からこれからの精密な治療には必要だからととても高価なものでしたがプレゼントしていただきました。おかげで診療に対し細部に至るこだわりができたと思っています。ありがとうございました。あれから大切に使っていたのですが残念ながら形あるものはいつかは壊れるもので、この度、新しく新調することとなりました。調整の専門の方に瞳孔間距離・作業距離・作業角度などを計測してもらいオーダーメイドでフィッティングしてもらいました。調整バッチリ、深度もよく視野が綺麗でとても快適です。
現在、裸眼で治療することは全くといっていいほどありません。保険診療においてもより精度の高い治療には拡大鏡が必要だからと感じているからです。また2.5倍以上に拡大視野が必要な場合にはマイクロスコープ(2~20倍)を使用しています。
拡大視野で治療を行う恩恵は、腫れの軽減・痛みの軽減・虫歯や歯石の発見と取り残し防止・正確な歯牙切削と歯型の型取り・技工物の適合精度の向上など沢山あります。
拡大鏡(ルーペ)をかけて頭にLEDの照明を載せて診療している姿は少し物々しい感じはありますが、精度の高い治療のためとご理解ください。
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スタッフと研修会に参加しました。
2017.09.04
9月3日(日) 当院歯科衛生士3名と所属するスタディグループ、福岡SJCD例会に参加してきました。
講師に東京都ご開業の歯周病専門医、長谷川嘉昭先生と歯科衛生士の川崎律子先生を招聘し、歯周病治療における歯科医師と歯科衛生士のチーム医療について一日ご講演いただきました。
内容はもとよりお話もとても面白く丸一日興味深く聴くことができました。スタッフと共に参加できて良かったと思いました。
歯周病治療において歯科衛生士の役割は大変大きく無くてはならない存在です。
全身疾患にもつながる口の中を診ることができる重要な仕事です。
講演の中で歯周病治療は完治ではなく寛解であるとありました。口腔内を無菌にすることはできないため、歯周病菌を増やさないためにセルフケアのブラッシングと併せて定期的な歯科衛生士によるプロフェッショナルトゥースクリーニングが必要です。
第一歯科診療所では現在4名の歯科衛生士が患者さんの定期健診を行っています。
虫歯や歯周病の予防には日ごろのブラッシングだけでは落とせないバイオフィルムを除去する歯科衛生士によるクリーニングがとても大切です。
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