院内研修しました。

    宇部市 歯科
    今日(9月14日)は午前の診療を一時間早く切り上げ、オーラルスキャナー(光学印象)のデモを業者さんのストローマンジャパンさんに来てもらい院内研修を行いました。

    現在、技工物である歯を作るために印象材を使って歯型を採らなければなりませんが、オーラルスキャナー(小型のペン型カメラ)で口腔内を撮影(光学印象)することで従来の印象(歯型)を採らなくても済みます。

    嘔吐反射が強い人や高齢者の誤嚥防止にはとても有意義です。また印象材で歯型を採る際の寸法変化・石膏模型の硬化膨張で起こる寸法変化がなく正確な印象がカメラで撮影することにより得られることが最大のメリットだと感じました。誤差がほぼなくなるのではないでしょうか。
    そして、印象材や石膏などの医療廃棄物も出さないので環境にも優しいと思います。
    また、おおよそ50秒あればお口の中片顎の撮影ができるので 従来のシリコン印象材が硬化するまでの3分と比べると患者さんの身体的負担は大幅に軽減すると思います。

    唯一の欠点は日本においては保険適用外ということで自費治療にしか使用できません。

    歯科医療のデジタル化は急速に進んでいます。当院も院内のデジタル化をますます進めていきより安全で正確な治療で患者さんに安心して治療を受けてもらうよう努力してまいります。

    拡大鏡(ルーペ)

    宇部市 歯医者
    日々の診療に拡大鏡(ルーペ)を使用しています。
    使用している拡大鏡(ルーペ)はスウェーデンのメリデント社製で、倍率は2.5倍あるのですが世界最軽量で光学・人間工学知見に基づいており一日中かけていても疲れが少なく歯科医師になって2年目から使い出しかれこれ17年間愛用しています。
    とても思い入れある拡大鏡(ルーペ)で、新川崎歯科医院勤務医時代に横井和弘院長からこれからの精密な治療には必要だからととても高価なものでしたがプレゼントしていただきました。おかげで診療に対し細部に至るこだわりができたと思っています。ありがとうございました。あれから大切に使っていたのですが残念ながら形あるものはいつかは壊れるもので、この度、新しく新調することとなりました。調整の専門の方に瞳孔間距離・作業距離・作業角度などを計測してもらいオーダーメイドでフィッティングしてもらいました。調整バッチリ、深度もよく視野が綺麗でとても快適です。

    現在、裸眼で治療することは全くといっていいほどありません。保険診療においてもより精度の高い治療には拡大鏡が必要だからと感じているからです。また2.5倍以上に拡大視野が必要な場合にはマイクロスコープ(2~20倍)を使用しています。

    拡大視野で治療を行う恩恵は、腫れの軽減・痛みの軽減・虫歯や歯石の発見と取り残し防止・正確な歯牙切削と歯型の型取り・技工物の適合精度の向上など沢山あります。

    拡大鏡(ルーペ)をかけて頭にLEDの照明を載せて診療している姿は少し物々しい感じはありますが、精度の高い治療のためとご理解ください。

    スタッフと研修会に参加しました。

    宇部市 歯科衛生士

    9月3日(日) 当院歯科衛生士3名と所属するスタディグループ、福岡SJCD例会に参加してきました。
    講師に東京都ご開業の歯周病専門医、長谷川嘉昭先生と歯科衛生士の川崎律子先生を招聘し、歯周病治療における歯科医師と歯科衛生士のチーム医療について一日ご講演いただきました。
    内容はもとよりお話もとても面白く丸一日興味深く聴くことができました。スタッフと共に参加できて良かったと思いました。

    歯周病治療において歯科衛生士の役割は大変大きく無くてはならない存在です。
    全身疾患にもつながる口の中を診ることができる重要な仕事です。

    講演の中で歯周病治療は完治ではなく寛解であるとありました。口腔内を無菌にすることはできないため、歯周病菌を増やさないためにセルフケアのブラッシングと併せて定期的な歯科衛生士によるプロフェッショナルトゥースクリーニングが必要です。

    第一歯科診療所では現在4名の歯科衛生士が患者さんの定期健診を行っています。
    虫歯や歯周病の予防には日ごろのブラッシングだけでは落とせないバイオフィルムを除去する歯科衛生士によるクリーニングがとても大切です。

    仮歯(プロビジョナルレストレーション)審美インプラント

     

     

    宇部市 歯医者

    宇部市 歯医者

    インプラントを埋入後、治癒を待ち(通常1か月半)最終補綴物を作製・装着するのですが、その前に一度仮歯(プロビジョナルレストレーション)を装着し様子をみることが重要です。
    上の写真の状態からいきなり最終的な被せ物を作製するといろいろな不具合を生じることがあります。上下のかみ合わせの違和感、隣在歯との隙間、歯牙(被せ物)の形態の不備や歯肉との隙間が生じたりが考えられます。
    一度 仮歯を装着することによって、これらの不具合が出るかを確認し、あれば仮歯を調整することにより解消し、なければ最終補綴物作製へと移行します。
    この工程をはさむことでより精度が高く、違和感の少ない歯を入れることができます。
    下の写真は仮歯(プロビジョナルレストレーション)が入った状態です。
    審美性の獲得にもプロビジョナルレストレーションは大変重要な役割をします。

    インプラント治療の成功には最適な埋入ポジションと適正な形態の最終補綴物装着が重要です。

    第一歯科診療所ではシミュレーションソフトを使ったサージカルガイド、院内技工で作製したプロビジョナルレストレーションを使用しております。

     

    インプラントガイデッドサージェリー 

    宇部 歯医者

    8月20日(日)は福岡で行われた研修会に参加して来ました。
    月に1回、著名な臨床家 小濱忠一先生主催の研修会にOB聴講生として参加させていただいています。毎年・毎回ブラッシュアップされており行くたびに勉強させてもらっています。
    今回はインプラント手術をより安全に行うためシミュレーションソフトを使ったサージカルガイドの講義でした。
    第一歯科診療所では現在ほぼ全ての患者さんにインプラントガイデッドサージェリーを行っています。
    術前の診断からインプラントの最適な埋入位置を決め、それを忠実に口腔内で再現するためにはガイデッドサージェリーは必要です。
    より安全で確実な治療を行い、患者さんに快適に過ごしていただけるよう努力していきます。

    47周年

    本日、8月8日は当院開業日です。
    昭和45年開業以来多くの皆さんに支えられての47年間になります。
    ありがとうございました。
    僕自身は先代の父より医院を継承して7年、まだまだです。
    これからもより一層努力し質の高い歯科医療を提供したく思います。
    47歳になる診療所のビルを当時から何度もメンテナンスはしていましたが、今年お化粧直しをしました。

    宇部歯科歯医者 宇部

    17年前に外壁塗装をお願いした株式会社mbs山本貴士社長に今回もお願いしました。とても丁寧にそして綺麗に仕上げてもらい大満足です。

    医院の内外の環境を整備しこれからも精進してまいります。

    歯の神経を保存する

    宇部市 歯科

    先週末の6日(日)に所属するスタディグループ福岡SJCD例会が行われましたので参加して来ました。
    講師に東京都ご開業で世界的に有名な岡口守雄先生を招聘し、一日ご講演していただきました。
    マイクロスコープを用いて今まで肉眼では見られなかった歯の中を拡大視野の中で精密で繊細な治療を行い、新しい歯科材料であるMTAを使うことで難治症例を治癒させて、抜歯に至らずに済む手技を動画を交えながらご講演され素晴らしい内容に大いに刺激を受けた一日でした。

    患者さんの訴えに真摯に耳を傾け、根気よく治療することが肝心であるとの言葉により一層の努力が必要であると感じました。

    第一歯科診療所ではマイクロスコープ・CT・MTA・ヤグレーザーなど最新の医療器機と材料を導入しております。
    従来であれば抜歯や歯の神経を取らなければならない歯を少しでも残せるよう治療して患者さんの幸せに繋がればと考えています。

    歯ぐきが歯磨きで痛い・物が詰まる

     

     

    宇部 マイクロスコープ宇部 歯肉移植

    歯磨きの際に歯ぐきが痛くて磨けない・食べ物が詰まりやすいなどの症状がありました。
    インプラント周りの歯肉が不足し頬粘膜が近いためにこうした症状が起こります。
    マイクロスコープを用いて上顎口蓋粘膜から採取した上皮付き粘膜を患部に移植することによりブラッシングしやすい環境にします。
    第一歯科診療所では歯肉移植などの外科処置はマイクロスコープを使用するので術後の腫れや痛みが軽減し、またマイクロスコープ用の細い糸を使用するため治癒が格段に速く傷跡も目立たないようにすることができます。

    審美インプラント・研修会参加報告

    宇部 インプラント宇部インプラント

    7月23日(日曜日)に当院歯科技工士2名と一緒に歯科スタディクラブ 月臨会主催の講演会に参加するため大阪に行ってきました。 演者の中川雅裕先生はスタディクラブ 5Dのインストラクターを務めていらっしゃる著名な臨床家です。緻密な治療計画と素晴らしい手技の症例の数々に大変勉強になった一日でした。

    インプラント治療を成功に導くためには各患者さんに合った治療計画を立てることが重要であり、診断力がとても大切になってきます。

    審美的にインプラント治療を行うことは見た目だけではなくその後の磨きやすさなどのメインテナンスにも関係してきます。

    第一歯科診療所では歯科医師の技術・知識を高めるだけではなく歯を作る歯科技工士の知識・技術も高めそれらを共有し、患者さんにより良い治療を施せるよう日々努力しております。

    写真は当院で前歯部欠損部にインプラント治療した症例で最終補綴物装着時です。

    中州土三会

    土曜日の診療後に福岡まで移動し、所属する勉強会である中州土三会の例会に出席してきました。

    講師に世界的にも有名な歯科技工士であるトミー山下さんを招聘し、最新の技工のお話を聞くことができました。
    歯科の分野でもデジタル化への移行のスピードは凄まじく治療だけでなく、技工物作製においても新しい機械・材料・技術がどんどん出てきています。
    以前から口腔内を撮影することで歯型を取ることなくそのデータを使いPCで歯をデザインし、機械がジルコニアブロックを削って技工物を作製することができる技術があるのですが、その精度が上がりもはやヒューマンエラーがないとう点でも優ってきている状況になってきました。

    当院には2名の歯科技工士がおりますので、新しい知識を共有しより精度の高い安全な技工物を提供するよう努めてまいります。

    また前半に土三会メンバーである菊池大輔先生の海外発表用のインプラントを用いたフルマウスリコンストラクションのケースプレゼンテーションの内容も素晴らしくとても刺激になる勉強会となりました。

    第一歯科診療所としましては、常に新しい情報を手にしてそれを医院に反映し、患者さんのお役に立つよう努力してまいります。

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