仮歯(プロビジョナルレストレーション)審美インプラント
2017.08.23
インプラントを埋入後、治癒を待ち(通常1か月半)最終補綴物を作製・装着するのですが、その前に一度仮歯(プロビジョナルレストレーション)を装着し様子をみることが重要です。
上の写真の状態からいきなり最終的な被せ物を作製するといろいろな不具合を生じることがあります。上下のかみ合わせの違和感、隣在歯との隙間、歯牙(被せ物)の形態の不備や歯肉との隙間が生じたりが考えられます。
一度 仮歯を装着することによって、これらの不具合が出るかを確認し、あれば仮歯を調整することにより解消し、なければ最終補綴物作製へと移行します。
この工程をはさむことでより精度が高く、違和感の少ない歯を入れることができます。
下の写真は仮歯(プロビジョナルレストレーション)が入った状態です。
審美性の獲得にもプロビジョナルレストレーションは大変重要な役割をします。
インプラント治療の成功には最適な埋入ポジションと適正な形態の最終補綴物装着が重要です。
第一歯科診療所ではシミュレーションソフトを使ったサージカルガイド、院内技工で作製したプロビジョナルレストレーションを使用しております。
Category : 症例紹介
インプラントガイデッドサージェリー
2017.08.21
8月20日(日)は福岡で行われた研修会に参加して来ました。
月に1回、著名な臨床家 小濱忠一先生主催の研修会にOB聴講生として参加させていただいています。毎年・毎回ブラッシュアップされており行くたびに勉強させてもらっています。
今回はインプラント手術をより安全に行うためシミュレーションソフトを使ったサージカルガイドの講義でした。
第一歯科診療所では現在ほぼ全ての患者さんにインプラントガイデッドサージェリーを行っています。
術前の診断からインプラントの最適な埋入位置を決め、それを忠実に口腔内で再現するためにはガイデッドサージェリーは必要です。
より安全で確実な治療を行い、患者さんに快適に過ごしていただけるよう努力していきます。
Category : 歯科医院の日常
47周年
2017.08.08
本日、8月8日は当院開業日です。
昭和45年開業以来多くの皆さんに支えられての47年間になります。
ありがとうございました。
僕自身は先代の父より医院を継承して7年、まだまだです。
これからもより一層努力し質の高い歯科医療を提供したく思います。
47歳になる診療所のビルを当時から何度もメンテナンスはしていましたが、今年お化粧直しをしました。
17年前に外壁塗装をお願いした株式会社mbs山本貴士社長に今回もお願いしました。とても丁寧にそして綺麗に仕上げてもらい大満足です。
医院の内外の環境を整備しこれからも精進してまいります。
Category : 歯科医院の日常
歯の神経を保存する
2017.08.07
先週末の6日(日)に所属するスタディグループ福岡SJCD例会が行われましたので参加して来ました。
講師に東京都ご開業で世界的に有名な岡口守雄先生を招聘し、一日ご講演していただきました。
マイクロスコープを用いて今まで肉眼では見られなかった歯の中を拡大視野の中で精密で繊細な治療を行い、新しい歯科材料であるMTAを使うことで難治症例を治癒させて、抜歯に至らずに済む手技を動画を交えながらご講演され素晴らしい内容に大いに刺激を受けた一日でした。
患者さんの訴えに真摯に耳を傾け、根気よく治療することが肝心であるとの言葉により一層の努力が必要であると感じました。
第一歯科診療所ではマイクロスコープ・CT・MTA・ヤグレーザーなど最新の医療器機と材料を導入しております。
従来であれば抜歯や歯の神経を取らなければならない歯を少しでも残せるよう治療して患者さんの幸せに繋がればと考えています。
Category : 歯科医院の日常