45年目

    先週末の8月8日は当院の開業記念日でした。
    多くの方に支えられた44年間でした。ありがとうございます。
    これからもより気を引き締めて「真面目に・誠実に」をモットーにスタッフ一同歯科医療に取り組んでいきます。
    どうぞよろしくお願い致します。

    福岡SJCD総会

    先週末の土曜日は休診し、所属するスタディグループの福岡SJCD総会に参加してきました。木原敏裕先生にお越しいただき総会の一日講演を行っていただきました。素晴らしい治療内容の講演を通じてプロフェッショナルとしてどのように患者さんと向き合っていくべきかを教えていただきました。

    歯科医師になり17年目となりましたが、これからも研修を欠かさずよりよい治療の提供を心がけ、患者さんの口腔環境の健康に寄与し豊かなライフスタイルに貢献できるよう専念してまいります。

    また今回所属する福岡SJCDの理事に再任命されましたので、今後2年間所属会員の皆様のために微力ながらお手伝いさせていただき、会の発展のため頑張ってまいります。

     

    ライカ製技工用マイクロスコープを導入

    宇部市 マイクロスコープ

    ライカ製の歯科用マイクロスコープ導入に併せて当院技工室にも同じくライカ製技工用マイクロスコープを導入しました。

    院内ラボにいる2名の歯科技工士がこれまで8倍のマイクロスコープで歯科技工物を作製しておりましたが、最大30倍まで拡大できるマイクロスコープを2台導入したことにより、より精密で適合精度の高い歯科技工物 を患者さんに提供できることになりました。
    院内ラボも安心・安全な歯科技工物を患者さんに提供できるようこれからも精進してまいります。

    ライカ製歯科用マイクロスコープを導入

     

    宇部市 マイクロスコープ

    従来から2.5倍の拡大鏡とLEDヘッドライトを使用し治療を行っていましたが、このたび最大20倍までの拡大視野で治療を行うことのできるライカ製歯科用マイクロスコープを導入しました。
    より精密な治療を行う事ができるようになりました。
    必要である治療には保険・自費は関係なく幅広い治療分野で使用していきます。
    第一歯科診療所ではより確実で精密な治療を患者さんに提供できるようこれからも精進してまいります。

    矯正歯科コースIN鹿児島

    矯正歯科

    8月24・25日と診療所を休診して鹿児島でのスタンダードエッジワイズ矯正コースを受講してきました。

    矯正歯科

    前の週の18日に桜島の大きな噴火があり大量の火山灰が鹿児島市内に降るニュースを見て心配しておりましたが、

    いいお天気に恵まれ研修会終了後には錦江湾サマーナイト大花火大会を楽しむことができました。

    矯正歯科

    今回の矯正歯科研修会は様々なタイプの上顎前突症例に対するアプローチを学びました。

    矯正歯科

    また乳歯列期からの経過観察と治療介入で正常咬合に導く咬合誘導の重要性についても学びました。

    咬合誘導

    毎回遅くまでびっちり講義と実習ですがとても面白く刺激ある研修会に参加でき勉強になります。

    常に研鑽し第一歯科診療所での矯正治療に取り入れて患者さんの満足に貢献いたします。

    福岡SJCDテクニシャンセミナー会員発表

    8月17・18日に行われた福岡SJCDテクニシャンセミナーに第一歯科診療所技工士2名と参加して来ました。

    宇部市 審美歯科

    今回の例会は講師に技工士の櫻井保幸先生をお迎えして、午前は4名の技工士会員が症例発表を行い、それに対するディスカッションと講師からのアドバイスを受け、午後は櫻井先生の講演「SJCDコンセプトに基づく歯科技工」〜チーム医療に必要な知識・情報・技術〜というスケジュールでした。

    会員発表においては当院技工士の倉重くんも「正中離開の審美的な回復」というテーマで症例発表を行いました。準備にも時間をかけ緊張しながらも丁寧な発表に高い評価をもらうことが出来ました。

    宇部市 歯科

    症例の一部をご紹介します。

    術前(歯牙破折で来院されました)

    正中離開

    第一歯科診療所で作製されたオールセラミッククラウンとラミネートベニア

    オールセラミッククラウン

    ラミネートベニア

    最終補綴物装着後の術後

    審美歯科

    櫻井先生の講演はSJCDのコンセプトをドクターと共有することにより、どのような状況にあっても、Esthetic・Function・Biology ・Structureを整理することにより円滑な仕事ができるというお話をされ、また数々の素晴らしい技工を見せていただくことができました。

    今年から福岡SJCDの理事を仰せつかっており、テクニシャンセミナーは担当理事ということもあり初めてのことが多く大変研修以外にも勉強になることが多かったです。

    スタンダードエッジワイズ矯正コースin鹿児島

    7月14/15日の連休は早朝、宇部市を出発し新山口駅から新幹線で鹿児島まで移動して3回目の矯正歯科研修会に参加してきました。

    矯正歯科

    今回の講義では、初診時からCTを撮影しておくことの重要性を学びました。従来では矯正治療を3次元で立体的に診断することがなかったのですが、CTによりそれ(動く歯、動かない歯の診断、抜歯・非抜歯、ボーンハウジングの問題など)が可能になり、矯正術後の歯牙移動と顎骨との関係もCTで確認することが出来るようになりました。

    歯科用CT

    また術前にセットアップ模型を作製し模型上でシュミレーションすることによってより明確に矯正の診断ができます。その作製方法のポイントも学ぶことが出来ました。

    宇部市矯正歯科

    第一歯科診療所も3年前より歯科用CTを導入しており、必要に応じて、矯正治療、根管治療、親知らず抜歯診断、全顎的治療やインプラント治療などにCT撮影を行っております。

    毎回内容がとても充実しており楽しく研修することができました。

     

    福岡SJCD 7月例会 矯正セミナー

    福岡SJCD

    7月7日(日)に所属する歯科のスタディグループ、福岡SJCDの7月例会に参加してきました。

    今回の例会は矯正セミナーでした。講師に大分県別府市でご開業の兼子先生をお迎えし講演していただきました。

    歯科

    矯正

    多岐にわたる検証と豊富な知識、緻密な技術と資料採得に裏打ちされたとても素晴らしいたくさんの臨床症例を時系列で見せていただき勉強になりました。

    スタンダードエッジワイズ矯正コースin鹿児島

    矯正

    先週末の6月22日、23日は診療所を休診して鹿児島までスタンダードエッジワイズ矯正の研修に行って来ました。

    台風が九州・山口上陸するとの予報もあったのですが、逸れてくれたおかげで無事に研修することができました。

    今回の矯正歯科研修では、抜歯、非抜歯矯正の判断基準には多くの分析や診断方法があるのですが、その中でも顔貌(特に横顔)を診る軟組織分析の重要性にフォーカスして学びました。
    矯正後に歯は綺麗に並んだけれど口元が寂しくなったり、または綺麗に並んだけれど口元が出っ張ったままだったりではいけないので顔貌写真からの分析はとても大切です。

    矯正歯科

    お口の中だけのことなので ”顔写真まで必要なの?” と思われる方もいらっしゃると思いますが、審美歯科の分野でも顔や口唇に対する歯の長さや大きさ、見え方は表情に大きな影響を与えるのでとても重要です。
    術前と術後の写真を見比べてもらうと一目瞭然ですし、そのために術前の資料採得は必要なものだと考えてください。

    矯正歯科

    歯と口の健康週間

    「6(む)4(し)」にちなんで6月4日は「虫歯予防デー」ということもあり、宇部歯科医師会主催で歯と口の健康週間を行っています。

    その一環として地元紙 宇部日報に記事が載りましたので、ブログにも転載します。

     

    歯の健康で楽しい人生を

     

    第一歯科診療所 野村 勇太

     

    毎年この時期に宇部歯科医師会が主催する「歯と口の健康週間」を行っています。例年歯と口の健康に関心を持つ多くの宇部市民の方々が参加されています。

    年に一度ご自分のお口の中の健康状態を把握するにはとても良い機会だと思います。

     

    口腔内の健康は私たちが生活していく上でとても重要な役割を果たしています。なんでも咬んで美味しく食事を楽しみ、明瞭な発音で人とお話をする。その時口元を隠さず笑顔になれることも大切です。またなかなか他人は注意してくれませんが口臭も歯科医師だからこそ発見し、アドバイス、治療できることもあります。口腔内の健康を保つことにより心身共に健康でいることができると思います。歯や口腔内に対する素朴な疑問や気になることがあれば、これを機に相談にいらしてください。

    かかりつけの歯科医師がいらっしゃる方は定期的な歯の健診に行かれていることと思います。歯の健康維持のために予防を取り入れて歯科医院へ定期検診に通われている方とそうでない方を長い期間で比べてみると歯の喪失本数に大きな違いが出てきていることが分かっています。定期検診で良好な口腔内環境を維持していきましょう。

     

    0〜10代の方は一生涯自分の歯でいるために。

    20〜30代の方は虫歯予防で白く綺麗な歯で活発に。

    40〜50代の方は歯周病予防で歯を失わずに

    60代〜いつまでもご自分の歯で楽しい食事から健康に。

     

    食事の際のコリコリとした“歯ごたえ”を感じるには咀嚼する健康な歯が必要です。不幸にも歯を失った場合はその代わりになる体に合った義歯やインプラント治療で“取り戻す”ことができます。お口のことでお悩みになっている方は放置してこれ以上悪くならないよう歯科を受診されて、それこそ“歯止めをかける”ことが重要だと思います。

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