歯と口の健康週間

「6(む)4(し)」にちなんで6月4日は「虫歯予防デー」ということもあり、宇部歯科医師会主催で歯と口の健康週間を行っています。

その一環として地元紙 宇部日報に記事が載りましたので、ブログにも転載します。

 

歯の健康で楽しい人生を

 

第一歯科診療所 野村 勇太

 

毎年この時期に宇部歯科医師会が主催する「歯と口の健康週間」を行っています。例年歯と口の健康に関心を持つ多くの宇部市民の方々が参加されています。

年に一度ご自分のお口の中の健康状態を把握するにはとても良い機会だと思います。

 

口腔内の健康は私たちが生活していく上でとても重要な役割を果たしています。なんでも咬んで美味しく食事を楽しみ、明瞭な発音で人とお話をする。その時口元を隠さず笑顔になれることも大切です。またなかなか他人は注意してくれませんが口臭も歯科医師だからこそ発見し、アドバイス、治療できることもあります。口腔内の健康を保つことにより心身共に健康でいることができると思います。歯や口腔内に対する素朴な疑問や気になることがあれば、これを機に相談にいらしてください。

かかりつけの歯科医師がいらっしゃる方は定期的な歯の健診に行かれていることと思います。歯の健康維持のために予防を取り入れて歯科医院へ定期検診に通われている方とそうでない方を長い期間で比べてみると歯の喪失本数に大きな違いが出てきていることが分かっています。定期検診で良好な口腔内環境を維持していきましょう。

 

0〜10代の方は一生涯自分の歯でいるために。

20〜30代の方は虫歯予防で白く綺麗な歯で活発に。

40〜50代の方は歯周病予防で歯を失わずに

60代〜いつまでもご自分の歯で楽しい食事から健康に。

 

食事の際のコリコリとした“歯ごたえ”を感じるには咀嚼する健康な歯が必要です。不幸にも歯を失った場合はその代わりになる体に合った義歯やインプラント治療で“取り戻す”ことができます。お口のことでお悩みになっている方は放置してこれ以上悪くならないよう歯科を受診されて、それこそ“歯止めをかける”ことが重要だと思います。

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